英語の成績が伸び悩む人へ!プロが教える「点数に直結する」テスト対策バイブル
「英語のテスト勉強、何から手を付ければいいのかわからない」「単語を覚えてもすぐに忘れてしまう」
多くの受験生や学生が、このような悩みを抱えています。英語は積み重ねの教科です。一夜漬けが通用しにくいため、間違った方法で勉強を続けていると、かけた時間の割に点数が伸びないという事態に陥りやすいのです。
しかし、安心してください。正しい手順と戦略を持って取り組めば、英語は最も確実に点数を上げることができる教科でもあります。
この記事では、長年教育現場で多くの生徒を指導してきた経験をもとに、定期テストから大学入試まで通用する「英語テスト対策の決定版」を解説します。精神論ではなく、今日から実践できる具体的なテクニックを持ち帰ってください。
なぜあなたの英語の点数は伸びないのか?まずは原因を知ろう
勉強しているのに成果が出ない場合、努力が足りないのではなく、努力の方向性が間違っていることがほとんどです。英語のテストで点数が取れない原因は、大きく分けて4つのパターンに集約されます。まずは自分がどのパターンに当てはまっているのかを冷静に分析することから始めましょう。原因が特定できれば、打つべき対策は自然と見えてきます。
単語力不足はすべてのつまずきの原因
英語のテストにおいて、単語力は基礎中の基礎であり、ここが揺らいでいると他の対策がすべて無駄になります。厳しい言い方になりますが、単語帳の8割を即答できない状態で長文読解や文法問題に取り組むのは、ルールを知らずにスポーツの試合に出るようなものです。
多くの生徒が「単語はなんとなく覚えた」つもりになっています。しかし、テスト本番で求められるのは「英単語を見た瞬間に日本語の意味が0.1秒で出てくる」レベルの定着度です。「えーっと、これは確か…」と思い出そうとしている時点で、それはまだ使える知識になっていません。
特に『ターゲット1900』や『システム英単語』などの標準的な単語帳の前半部分は、共通テストや日東駒専レベルだけでなく、早慶や国公立大学を目指す上でも必須の土台です。長文が読めない原因の9割は、実は文法ではなく単語の意味がわからないことにあります。まずは自分の単語レベルを客観的に見つめ直す勇気を持ってください。
文法を「なんとなく」で解いている弊害
文法問題で点数を落とす人の多くは、感覚で解いています。「なんとなく響きがいいから」「これを入れれば意味が通りそうだから」といった理由で選択肢を選んでいませんか。この解き方をしている限り、偏差値50の壁を超えることはできません。
英語の文法には、数学の公式と同じように明確なルールが存在します。例えば、不定詞と動名詞の使い分けや、関係代名詞と関係副詞の違いなど、すべてに論理的な根拠があります。正解した問題であっても、「なぜその答えになるのか」を他人に説明できなければ、それは理解しているとは言えません。
入試問題や模試では、受験生が「なんとなく」で引っかかりやすいひっかけ問題が意図的に用意されています。感覚頼みの学習から脱却し、理詰めで解答を導き出すトレーニングが必要です。文法のルールを体系的に理解することで、初めて応用問題にも対応できる力が身につきます。
時間切れを防ぐためのスピード意識
「時間はあれば解けたのに」という言い訳は、テストにおいて通用しません。特に近年の共通テストや難関私大の入試問題は、情報処理能力を重視する傾向にあり、分量が非常に多くなっています。ゆっくり正確に読む力も大切ですが、それ以上に制限時間内に解答を導き出すスピードが求められます。
時間が足りなくなる原因は、主に「返り読み」にあります。英文を後ろから日本語訳しながら読んでいては、ネイティブが読むスピードの数倍の時間がかかってしまいます。英語を英語の語順のまま理解する「直読直解」のスキルがなければ、最後まで問題を解き切ることは不可能です。
日頃の学習から時間を意識していない生徒が、本番だけ急いで解こうとしてもミスを連発するだけです。普段の演習からストップウォッチを使用し、「この長文は15分で解く」といった具体的なタイムリミットを設ける習慣をつけることが、得点力アップの鍵を握ります。
振り返りと解き直しの質が低い
テストや模試を受けた後、点数だけを確認して満足していませんか。あるいは、解説を読んで「なるほど」と納得しただけで終わりにしていないでしょうか。実は、成績が伸びる人と伸び悩む人の決定的な差は、この「振り返りの質」にあります。
間違えた問題は、あなたの弱点を教えてくれる貴重なデータです。「なぜ間違えたのか」を深掘りしなければ、次のテストでも同じミスを繰り返します。
- 単語を知らなかったから間違えたのか
この場合、単語帳に戻って覚え直す必要があります。 - 文法を勘違いしていたのか
該当する文法事項を参考書で再確認する必要があります。 - 読み間違えやケアレスミスか
どのような状況でミスが起きたのか、再発防止策を練る必要があります。
このように原因を細分化し、具体的なアクションプランに落とし込む作業こそが勉強です。受けっぱなしのテストには何の意味もありません。解説を読み込み、自分専用の「弱点ノート」を作るくらいの徹底した復習を行いましょう。
【基礎編】点数の土台を作る「単語」と「文法」の最強勉強法
英語の点数を上げるために、裏技のような魔法はありません。あるのは「正しい方法での地道な積み重ね」だけです。ここでは、すべての英語力の土台となる単語と文法の具体的な学習方法を紹介します。これを実践するだけで、偏差値は確実に向上します。
脳の仕組みを利用した「忘れない」単語暗記術
人間の脳は忘れるようにできています。ドイツの心理学者エビングハウスの忘却曲線によれば、人は覚えたことを1日後には約7割も忘れてしまうと言われています。つまり、一度完璧に覚えたつもりでも、放置すれば忘れるのが当たり前なのです。この仕組みに抗う唯一の方法は「接触回数を増やすこと」です。
1つの単語に1分かけてじっくり覚えるよりも、1単語1秒でいいので、同じ単語に1週間で7回出会う方が記憶に定着します。「覚える」のではなく「刷り込む」イメージを持ってください。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| ステップ1 | 単語を見て1秒以内に意味が言えるかチェックする(言えなければすぐに答えを見る) |
| ステップ2 | わからなかった単語にチェックを入れる |
| ステップ3 | チェックがついた単語だけを高速で周回する(1セット100語程度) |
| ステップ4 | 寝る前と翌朝に同じ範囲を確認する |
このサイクルを繰り返すことで、短期記憶が長期記憶へと移行します。机に向かって書く必要はありません。通学中の電車や休み時間など、スキマ時間を徹底的に活用してください。『mikan』などの単語アプリを併用するのも効果的です。
『Next Stage』や『Vintage』を使った文法攻略
文法学習においては、網羅性の高い問題集を1冊完璧に仕上げることが最短ルートです。学校で配られることの多い『Next Stage(ネクステージ)』『Vintage(ヴィンテージ)』『Scramble(スクランブル)』などが代表的です。これらは入試頻出の文法・語法・イディオムが整理されており、これ1冊でMARCHや関関同立レベルまでは十分対応可能です。
取り組み方のポイントは、「右側の解説ページを熟読すること」です。問題を解いて丸付けをするだけでは、単なる作業になってしまいます。なぜその選択肢が正解で、なぜ他が間違いなのか。解説に書かれている「文法の核心」を理解し、それを自分の言葉で説明できるようにしてください。
もし解説を読んでも理解できない場合は、『大岩のいちばんはじめの英文法』などの講義系参考書に戻りましょう。基礎理解が曖昧なまま問題を解き続けても効果は薄いです。「理解(インプット)」と「演習(アウトプット)」のバランスを意識し、問題集は最低でも3周は回しましょう。3周目には、問題を見た瞬間に答えと根拠が浮かぶ状態を目指します。
例文暗記が英作文と読解に効く理由
文法や構文を学ぶ際、ルールだけを覚えようとすると応用が利きません。最も効率的なのは「基本例文を丸暗記してしまうこと」です。例えば、「The more we have, the more we want.(持てば持つほど、もっと欲しくなる)」という例文を覚えていれば、「The 比較級〜, the 比較級…」の構文を英作文で使う際にも、単語を入れ替えるだけで正しい英文が作れます。
また、例文暗記は長文読解のスピードアップにも直結します。長文の中に複雑な構文が出てきても、頭の中にストックされた例文と照らし合わせることで、瞬時に構造を把握できるからです。これは、英語の「型」を体に染み込ませる作業と言えます。
『DUO 3.0』や『速読英単語』などの、文脈の中で単語や熟語を覚えるタイプの教材もおすすめです。単語、文法、構文をバラバラに覚えるのではなく、一つの文章としてセットでインプットすることで、使える英語力が養われます。まずは教科書の重要構文からで構いません。1日3つずつでも良いので、例文を暗唱できるまで繰り返してみてください。
毎日30分の継続が偏差値を変える
英語学習において最も重要な資質は、才能ではなく「継続力」です。1週間に1度だけ5時間勉強するよりも、毎日30分勉強する方が圧倒的に効果があります。言語習得はスポーツや楽器の練習と同じで、間隔が空くと感覚が鈍ってしまうからです。
「部活が忙しくて時間がない」という生徒も多いでしょう。しかし、1日の中に「何もしない時間」は必ず存在します。
- 通学の電車・バスの中(往復40分)
単語帳を開く、リスニング音源を聞く。 - お風呂に入っている時間(15分)
今日覚えた構文を口ずさむ。 - 寝る前のスマホタイム(15分)
スマホを置いて、文法問題集を1ページ解く。
これらを積み重ねれば、机に向かわなくても1時間以上の学習時間を確保できます。「時間がない」のではなく「作っていない」だけであることに気づいてください。毎日の生活ルーティンの中に英語を組み込むこと。これが偏差値を確実に上げるための第一歩です。
【長文読解編】英語テストの配点源を攻略するテクニック
入試や模試において、配点の大部分を占めるのが長文読解です。ここを攻略できなければ高得点は望めません。しかし、闇雲にたくさん読めばいいというわけではありません。長文には長文の「読み方」と「解き方」があります。
いきなり和訳しない!パラグラフリーディングの極意
長文が苦手な人の多くは、最初の一文から一言一句丁寧に和訳しようとします。しかし、これでは森を見ずに木を見ている状態になり、文章全体の流れを見失ってしまいます。英語の評論文には明確な構成ルールがあります。それを活用するのがパラグラフリーディングです。
基本的に、1つのパラグラフ(段落)には1つの言いたいこと(トピック)しか書かれていません。多くの場合、パラグラフの最初の一文(トピックセンテンス)にその段落の要旨が書かれ、残りの部分は具体例や補足説明です。つまり、各段落の最初と最後を重点的に読むだけで、文章全体の大まかな主張をつかむことができるのです。
接続詞にも注目しましょう。「However(しかし)」の後には筆者の本当に言いたい主張が来ることが多く、「For example(例えば)」の後には前の文の具体例が続きます。これらの「ディスコースマーカー(論理の標識)」を意識するだけで、強弱をつけた読み方が可能になり、読解スピードが飛躍的に向上します。
設問を先読みして答えを探すスキャニング技術
テストは「本文をすべて理解すること」が目的ではなく、「設問に正解すること」が目的です。本文を全部読んでから設問を見ると、内容を忘れてしまい、また本文を読み直すという二度手間が発生します。これを防ぐために、必ず設問を先読みしてください。
具体的には、本文を読む前に設問のリード文に目を通し、「何が問われているのか」を頭に入れます。例えば、「2024年の出来事について」問われているなら、本文中から「2024」という数字やそれに関連するキーワードを探す読み方(スキャニング)ができます。
このテクニックを使えば、答えに関係のない部分を読み飛ばし、必要な情報だけをピンポイントで拾い上げることができます。共通テストのような情報検索型の問題では、このスキャニング能力が点数に直結します。「読む」のではなく「探す」という感覚を身につけましょう。
共通テスト対策にも有効な音読とシャドーイング
「読むスピードが遅い」「読んでいても内容が頭に入ってこない」という人に最も効果的なトレーニングが音読です。黙読しているとき、私たちは無意識のうちに日本語に訳しながら読んでしまいがちです。しかし、声に出して読むと、日本語に訳す暇がなくなります。これにより、英語を英語の語順のまま理解する脳の回路が作られます。
さらにレベルアップしたい場合は、「シャドーイング」に挑戦してください。これは、流れてくる英語の音声を聞きながら、少し遅れて影(シャドー)のように真似して発音する練習法です。リスニング対策として知られていますが、実はリーディング速度の向上にも劇的な効果があります。
ネイティブのスピードについていこうと必死に口を動かすことで、強制的にそのスピードで情報を処理する力が鍛えられます。1日1つの長文で構いません。同じ文章を最低10回、スラスラ読めるようになるまで音読・シャドーイングを繰り返してください。1ヶ月後には、驚くほど英文が速く読めるようになっているはずです。
具体的な大学入試問題を想定した演習量
テクニックを学んだら、あとは実践あるのみです。ただし、自分のレベルに合っていない問題を解いても効果は薄いです。まずは『英語長文ハイパートレーニング』や『やっておきたい英語長文』などの、レベル別に分かれた問題集から始めましょう。
- 偏差値45〜50
300語程度の短めの長文。構文解説が詳しいものを選ぶ。 - 偏差値50〜55(日東駒専・共通テストレベル)
500語程度の標準的な長文。時間を計って解く練習を開始する。 - 偏差値60以上(MARCH・早慶・国公立)
700語以上の長文や、抽象度の高い評論文に挑戦する。過去問演習を中心に行う。
早稲田大学や慶應義塾大学などの難関大を目指す場合は、学部ごとに「超長文が出る」「会話文が多い」などの明確な特徴があります。志望校の過去問(赤本)は情報の宝庫です。高3の夏以降は、志望校の傾向に特化した演習にシフトし、時間配分や捨て問の判断基準を養っていきましょう。
【定期テスト編】学校の成績を確実に上げる直前対策
実力テストや模試とは異なり、定期テストは「出題範囲が決まっている」という大きな特徴があります。つまり、正しい準備さえすれば、誰でも90点以上を狙うことが可能です。ここでは、内申点(評定)を確保し、指定校推薦や総合型選抜を有利に進めるための定期テスト攻略法を解説します。
教科書の本文丸暗記は実は効率が良い
「丸暗記なんて意味がない」と言う人もいますが、定期テストにおいては最強の戦略です。多くの学校の先生は、教科書の本文(『CROWN』や『Pro-Vision』などのコミュニケーション英語)をベースに問題を作成します。穴埋め問題、並び替え問題、和訳問題など、本文さえ頭に入っていれば即答できる問題が配点の5〜6割を占めることも珍しくありません。
本文を覚える際は、ただ眺めるのではなく、「音読しながら書く」ことをおすすめします。五感をフル活用することで記憶の定着率が高まります。また、日本語訳を見て、元の英文をスラスラ言えるようになるまで繰り返してください。これができれば、テスト中の長文読解にかかる時間を大幅に短縮でき、初見の応用問題に時間を割くことができます。
学校で配られたワークは「3周」が鉄則
定期テストの問題の多くは、学校指定のワークや問題集(『Vision Quest』や『4STEP』など)から類似問題が出題されます。テスト範囲のワークを1回解いて満足していませんか。1回目は「自分の弱点を知るための作業」に過ぎず、成績は上がりません。成績が上がるのは、できなかった問題をできるようにした瞬間です。
| 周回数 | 目的と方法 |
|---|---|
| 1周目 | テスト範囲を解き、間違えた問題に印をつける。解答を見て理解する。 |
| 2周目 | 1周目で印がついた(間違えた)問題だけを解き直す。 |
| 3周目 | 2周目でも間違えた問題を、自力で解けるまで繰り返す。 |
「3回もやる時間がない」という場合は、1周目で正解した問題は2周目以降やる必要はありません。「×を○にする作業」にすべての時間を集中させてください。テスト当日に「この問題、ワークで見たのに解けない」という悔しい思いをしないよう、完璧に仕上げて挑みましょう。
先生が授業中に強調したポイントの整理術
定期テストを作るのは、目の前で授業をしている先生です。市販の参考書には載っていないけれど、先生が授業中に「ここは大事だぞ」「試験に出すぞ」と言ったポイントは、ほぼ確実に出題されます。
授業中は、板書を写すだけでなく、先生の言葉もメモする癖をつけましょう。例えば、先生が独自の解説を加えた箇所や、何度も繰り返した単語には色ペンでマークをしておきます。テスト勉強をする際は、教科書やワークだけでなく、この「授業ノート」を見返すことが高得点への近道です。友達とノートを見せ合い、聞き逃したポイントがないか確認し合うのも有効な手段です。
リスニング対策は授業用音声の倍速再生で
定期テストのリスニング問題は、教科書の本文やワークのリスニング問題からそのまま出題されることが多いです。ここでも「慣れ」が物を言います。テスト範囲の音声データ(QRコードやCDなどで配布されているもの)をスマホに入れ、通学中などに繰り返し聞いてください。
さらに効果的なのが「倍速再生」でのトレーニングです。普段から1.2倍〜1.5倍のスピードで聞いておくと、本番の音声が非常にゆっくり、クリアに聞こえるようになります。「速すぎて聞き取れない」という不安がなくなり、余裕を持って解答できるようになります。耳を英語のスピードに慣れさせることは、英検や共通テストのリスニング対策にも直結します。
【模試・受験編】実力テストで結果を出すための戦略
定期テストでは点が取れるのに、模試になると偏差値が下がる。これは「応用力」と「試験戦略」が不足しているサインです。範囲のない実力テストや入試本番で点数を勝ち取るための、より実践的なテクニックをお伝えします。
志望校(早慶・MARCH・国公立)ごとの傾向分析
敵を知らずして戦に勝つことはできません。大学入試の英語は、大学や学部によって出題傾向がガラリと変わります。
- 早稲田・慶應義塾大学
タイムマネジメントが極めてシビアな超長文や、学術的で高度な語彙力が求められます。学部によっては「正誤問題」や「自由英作文」など特殊な出題もあります。 - MARCH(明治・青山・立教・中央・法政)
標準的な良問が多いですが、その分高得点勝負になります。基礎的な文法や語法の抜け漏れが命取りになります。 - 国公立大学
記述式の和訳や説明問題、要約問題が頻出です。正確な構文把握能力と、減点されない日本語表現力が問われます。
高3の夏休みが終わる頃には、志望校の赤本(過去問)を一度解いてみてください。点数は取れなくて構いません。「どのような問題が出るのか」「今の自分に何が足りないのか」を肌で感じることが目的です。そこからの学習計画は、志望校の傾向に合わせてカスタマイズしていく必要があります。
過去問演習は「時間を5分短く」設定する
過去問演習をする際、制限時間ぴったりで解いていませんか。本番では、緊張による思考停止やマークミスの修正、名前の記入など、予期せぬタイムロスが発生します。普段から制限時間ギリギリで解いていると、本番では時間が足りなくなる可能性が高いです。
練習では、実際の試験時間より5分〜10分短く設定して解くようにしましょう。例えば、試験時間が90分なら80分で解き切る訓練をします。この「負荷をかけた練習」をしておくことで、本番で焦ることなく、余裕を持って見直しをする時間が生まれます。スピードは意識して負荷をかけなければ上がりません。常に「本番以上の厳しい環境」を自分で作り出してください。
間違えた問題だけの「自分専用ノート」作成
模試や過去問を解き散らかしてはいけません。最も価値があるのは、あなたが間違えた問題です。これらを放置せず、一冊のノートにまとめておきましょう。
「解き直しノート」の作り方はシンプルです。
- ノートの左ページに間違えた問題をコピーして貼る(または書き写す)。
- 右ページに「なぜ間違えたのか(原因)」と「正解するためのポイント(知識)」を赤ペンで書く。
- スキマ時間にそのノートを見返す。
このノートは、世界に一つだけの「あなた専用の参考書」になります。市販の参考書よりも、あなたの弱点だけが詰まったこのノートの方が、直前期の復習において圧倒的に効果的です。入試当日の会場にも、このノートを一冊持っていけば安心材料になります。
メンタル管理と本番での時間配分テクニック
最後に、実力を100%発揮するためのテクニックです。試験開始の合図とともに、いきなり1問目から解き始めるのは危険です。まずは1分使って、問題冊子全体を見渡してください。
「大問はいくつあるか」「自由英作文はあるか」「長文の量はどれくらいか」。これらを確認し、頭の中で大まかな時間配分をシミュレーションします。「大問1は10分、大問2は20分…」と決めておけば、1つの問題に悩みすぎて時間がなくなる失敗を防げます。
また、どうしてもわからない問題に出会ったら、勇気を持って「飛ばす」決断も必要です。難問に時間をかけても点数は稼げません。それよりも、確実に解ける問題を落とさないことが合格への鉄則です。「みんなも解けないはずだ」と割り切り、メンタルを保ちながら次の問題へ進みましょう。
まとめ:正しい努力で英語の点数は必ず上がる
ここまで、英語のテスト対策について、基礎から応用まで詳しく解説してきました。英語は「才能」や「センス」ではなく、正しい「方法」と「継続」で誰でも伸ばせる教科です。
今回の記事のポイント
- 単語と文法はすべての土台。ここを疎かにして点数は上がらない。
- 長文読解は「精読」と「速読」のバランス。パラグラフリーディングを活用する。
- 定期テストは教科書とワークの徹底反復で攻略可能。
- 模試・入試は志望校の傾向を知り、時間配分を意識した戦略的な演習が必要。
今日この記事を読んだだけでは、点数は1点も上がりません。大切なのは、今この瞬間から行動を変えることです。まずは単語帳を開くことから始めてみてください。小さな一歩の積み重ねが、やがて大きな自信と結果につながります。
あなたの努力が実を結び、目標とする点数や志望校合格を勝ち取れることを心から願っています。
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