浜松の塾の選び方|個別・集団・予備校の違いと単元別の学び方

「教科書を読んでも意味が分からない」と話すお子さんは、浜松にも少なくありません。そこで塾を探し始める保護者の方も多いと思います。教育アドバイザーとして相談を受けてきた経験から、浜松で塾を選ぶときの考え方と、教科書より分かりやすい単元別の学び方をまとめました。

浜松で塾を選ぶ前に知っておきたい基本

塾探しは、先に基本を整理しておくと迷いにくくなります。ここでは塾の種類、つまずきの原因、決めておく条件の3点を順に見ていきます。

浜松の塾は大きく3タイプに分かれる

浜松の塾は、個別指導、集団指導、大学受験向けの予備校の3タイプに分けると整理しやすくなります。駅周辺には大手の教室が集まり、郊外には地域密着の個人塾もあります。

タイプ向いている子主な特長
個別指導質問が苦手、基礎が不安自分のペースで進められる
集団指導競争があると頑張れる授業の流れが決まっていて費用を抑えやすい
予備校大学受験を意識している受験情報と演習量が多い

表のとおり、同じ塾でも向き不向きがはっきり分かれます。まずはお子さんの性格と目的に合うタイプを選ぶことが、遠回りしないコツです。

教科書が分かりにくい原因を先に探す

教科書が難しく感じる原因は、実は子どもによって違います。よくあるのは次の3つです。

  • 前の学年の内容が抜けている
  • 用語の意味があいまいなまま進んでいる
  • 例題を読んで終わりにして、手を動かしていない

多くの場合、つまずきの出発点は今の単元より前にあります。たとえば中学の方程式が苦手な子は、小学校の分数や割合でつまずいていることがよくあります。塾に通う前に、前学年の問題を数問解かせてみると原因が見えてきます。

通う前に決めておきたい3つの条件

塾を見学する前に、家庭で次の3つを決めておくと比較が楽になります。

  • 通塾の目的(学校の授業についていく、定期テスト対策、志望校合格)
  • 月々にかけられる費用
  • 通える曜日と、駅や自宅からの距離

浜松は車での送迎が多い地域なので、送り迎えの負担も大切な条件になります。目的が決まっていれば、体験授業でも見るべき点がぶれません。

タイプ別に見る浜松の塾

ここでは、浜松で教室を構えている塾の例をタイプ別に紹介します。内容や料金は変わることがあるため、最新の情報は各塾の公式サイトで確認してください。

個別指導は基礎の穴を埋めたい子に合う

個別指導には、個別教室のトライや明光義塾のように、浜松市内に教室を持つ全国チェーンがあります。講師が1人から数人の生徒を見るため、分からない箇所をその場で聞けます。

教科書で理解できなかった単元を、前の学年にさかのぼって教えてもらえる点が強みです。反対に、費用は集団指導より高くなりやすいので、通う科目を絞るなど工夫すると続けやすくなります。

集団指導は学習の習慣づくりに向く

集団指導では、佐鳴予備校のように静岡県内で教室を展開する塾が知られています。決まった曜日に通うので、家庭学習のリズムが作りやすくなります。

周りの生徒の頑張りが刺激になる子には合います。一方で、授業の進度が速いと感じる子は、分からない部分をそのままにしがちです。授業後に質問できる時間があるかを、見学のときに確認しておくと安心です。

大学受験を見据えるなら予備校も候補に

高校生になると、駿台や河合塾のように浜松に校舎を持つ予備校も選択肢に入ります。模試の結果をもとに志望校別の対策ができ、受験情報も集まりやすい環境です。

高校の教科書が急に難しくなって悩む子には、授業の進め方が合うかどうかが大切です。無料の体験授業や説明会を使って、先生の説明がすっと入ってくるかを確かめてみてください。

教科書より分かりやすい単元別の勉強法

塾に通っていても通っていなくても、勉強法の工夫で理解は大きく変わります。教科書でつまずきやすい単元を3つ取り上げ、分かりやすい進め方を紹介します。

中学数学の一次関数は表とグラフから入る

一次関数は、式だけを見ると難しく感じます。そこで、まずxの値を1つずつ増やして、yの値を表に書き出すところから始めます。

表を作ると、xが1増えるとyがいくつ増えるかが見えてきます。この増え方が変化の割合で、グラフの傾きと同じものです。表、式、グラフを行き来しながら、同じ関数を別の形で見る練習をすると、教科書の説明がつながって理解できます。

中学英語の関係代名詞は文を2つに分ける

関係代名詞は、長い文のまま読もうとすると混乱します。コツは、1つの文を2つの短い文に分けて考えることです。

たとえば「私は英語を教える先生を知っている」を、「私は先生を知っている」と「その先生は英語を教える」に分けます。2つ目の文の「その先生」を who に置きかえてつなげるだけです。先行詞が人か物かで who と which を使い分けると覚えておけば、並べかえ問題にも対応できます。

中学理科の電流は図を自分で描いて解く

電流の単元では、回路図が出てきた時点で苦手意識を持つ子が多くなります。おすすめは、問題文を読んだら回路図を自分で描き直すことです。

直列回路では電流が同じ、並列回路では電圧が同じ、という決まりを図に書き込みます。そのうえでオームの法則を使えば、式に当てはめるだけで解けます。図に情報を書き込む習慣が、計算ミスを減らす近道です。

浜松の進路を意識した塾の活用法

浜松には、地元の高校や大学を目標にする家庭が多くあります。進路から逆算して塾を使うと、目的がはっきりして続けやすくなります。

地元の人気高校を目指す場合

浜松北高校や浜松西高校などを目指す場合、内申点と入試の得点の両方を意識する必要があります。学校の定期テストで安定して点を取れているかが、まず土台になります。

塾では定期テスト対策と入試問題の演習のどちらに力を入れるのかを、早めに相談しておくとよいです。中学3年生になってから慌てないよう、2年生のうちに苦手単元をなくしておくことが大切です。

静岡大学や浜松医科大学を目指す場合

浜松には、静岡大学の浜松キャンパス(工学部・情報学部)や浜松医科大学があります。地元に進学先があるので、高校生のうちから目標にしやすい環境です。

こうした大学を目指すなら、共通テスト対策と記述式の二次試験対策を両立させる計画が必要です。数学と英語は積み上げの科目なので、高校1年生の段階で塾や予備校を使って基礎を固めておくと、後から楽になります。

体験授業で確かめたいポイント

塾を決める前には、必ず体験授業を受けてください。確かめたい点を表にまとめました。

確認する点見るべきポイント
先生の説明子どもが「分かった」と言えるか
質問のしやすさ授業中や授業後に聞ける雰囲気か
宿題の量無理なく続けられる量か
費用授業料以外の費用も含めて確認できたか

この中でも、子ども本人が「ここなら通える」と感じるかが一番の決め手です。保護者の方の印象だけで決めず、帰り道にお子さんの感想を聞いてみてください。

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